2021年1月6日 ドイツ・リップシュタット/中国・嘉興市 – ヘラーのライティングと電子部品で構成された一体型の連続式リアコンビネーションランプが新しいポールスター2に採用されました。
このリアランプは、ポールスター(電気自動車)のファストバックをユニークで特徴のある外観にしています。ポールスター2は2020年の夏から販売されています。
ヘラーが開発したCシェイプのリアコンビネーションランプは、5つの電子モジュールで構成された約300個のLEDからなるナローライトバンドで、車両の全幅にわたってシームレスに広がっています。
出発・帰宅時のシナリオなどすべてのライティング機能とアニメーションは、ソフトウェアによって完全に制御されています。自動車メーカーは、ハードウェアのアーキテクチャーを修正することなく、必要に応じてソフトウェアを更新してライティングアニメーションをアップデートすることができます。
「リアコンビネーションランプはもはや安全機能のためだけではなく、自動車メーカーが車種を差別化する重要なデザイン要素になってきました。これにより、ライティング技術とデザイン用語に対する需要も高まっています。」「ポールスターのリアコンビネーションランプは、ライティングと電子部品の専門的な知識を包括的に使用して、お客様の個々のニーズに最適に対応できることを示しています。」とライティング部門を担当するヘラーのマネージング・ディレクター、Dr. Frank Huber氏は述べています。
ヘラーが開発したGAINツール(グラフィカルアニメーションインタープリター)は、柔軟性や効率性が求められる顧客特有のライトアニメーションを実現するプロセスで使用されました。このソフトウェアは、自動車メーカーが一般的にヘッドランプ、グリルライティング、リアコンビネーションランプ、インテリアなどのワイピングインディケーターや個々の動きから始まるアニメーション、または自動運転向けのより複雑なアニメーションを容易にデザインすることを可能にします。
このリアコンビネーションランプはヘラーの中国・嘉興工場で製造されています。 ヘラーはポールスターブランド初のモデルであるプラグインハイブリッド車 (PHV)の 「ポールスター1」にもヘッドランプとリアコンビネーションランプを供給しています。